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キャピタル・アイ Awardsの 既公開株式 公募・売出部門で「BEST DEAL OF 2023」を受賞

2024年4月11日

株式会社デンソーは、2023年11月に実施した株式の売出し(以下、本売出し)が、株式会社キャピタル・アイ(以下、キャピタル・アイ)の選定する「キャピタル・アイ Awards」において、既公開株式 公募・売出部門の「BEST DEAL OF 2023」を受賞しました。

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デンソーは、社会課題の解決と事業成長の両立に向けて2022年3月期に刷新した財務戦略の4つの柱である、「①収益体質の強化、②低収益資産の圧縮、③資本構成の改善、④市場との対話」に取り組んでいます。これらの財務戦略に基づき、政策保有株式については低収益資産として、保有の合理性が認められる場合を除き、保有しないことを基本的な方針としています。保有の合理性が認められない政策保有株式は、投資先企業と丁寧に対話をした上で、縮減を進めており、2019年3月期末から2023年11月末までに投資先企業を44銘柄から18銘柄まで縮減しています。
本売出しは、こうした政策保有株式の縮減をさらに加速させることを主要な目的の一つとして、売出人に対してデンソー株式の円滑な売却機会を提供したものになります。

デンソーは今後も、さらなる政策保有株式の縮減と適切な資本政策の実行を通じ、企業価値の向上に努めていきます。


1. 受賞内容およびキャピタル・アイのコメント
2023年度 キャピタル・アイ Awards
既公開株式 公募・売出部門 「BEST DEAL OF 2023」
「トヨタグループで先陣を切って日本企業固有の課題である政策保有株式の問題に取り組む姿勢が市場にインパクトを与えた。持ち合い株解消を本格化させる流れを作った功績が評価された。オファリング総額は当年度最大。」

2. キャピタル・アイ Awardsの概要
当年度の資本市場でなされたファイナンスのなかで最も優れた案件は何か、発行体は誰か、普通社債、財投機関債等、地方債等、非居住者円債、外債(日本企業による海外発行債)、証券化、新規公開株式、既公開株式、不動産投資信託証券(J-REIT)、転換社債型新株予約権付社債(CB)の各部門にわたって引受証券会社と機関投資家へアンケートを実施。回答をもとに、市場に円滑に受け入れられたか、市場にとって意義があったか、市場の発展や活性化に資するかなどの観点で、キャピタル・アイの編集部が選出し、表彰するものです。

キャピタル・アイ 「BEST DEAL OF 2023」選出結果
https://c-eye.co.jp/topics-eq/73226